このプログラムについて

ナルコノン国際薬物リハビリテーション・
プログラム

ナルコノンは、L. ロン ハバードによって開発された手法を利用した、薬物を用いない非常に効果的な薬物離脱、デトックスフィケーション、リハビリテーション・プログラムです。

ナルコノンは
4万
人の
薬物乱用者を
リハビリしました

ナルコノンのネットワークは、この種のリハビリ施設ネットワークの中で最大の居住施設であり、薬物リハビリ指導員とボランティア・スタッフの教育センターでもあるナルコノン・アローヘッドから世界各国に広がっています。

2001年に設立され、オクラホマ州南東部のユーフラ湖岸、103万6,000平方メートルの森林の中にあります。 サイエントロジストたちの寄付によって設立されたナルコノン・アローヘッドは、何千もの人々に教育とリハビリを提供し、合衆国の47の州と20ヵ国から来た専門家たちに実地研修を提供してきました。

政府機関および保険会社の認定を受けたアメリカの独立査察機関である「リハビリテーション施設認定委員会」(CARF)は、アローヘッドの開設以来、同施設でのナルコノン・プログラムを認定してきました。 CARFの評価では、成果に関する標準的な測定値と比べて「結果という点では遥かに上回っている」と報告しています。 ヨーロッパの同様の研究でも結論はほぼ同じでした。

世界各国にあるナルコノンのリハビリ施設は、個人が薬物依存を克服し人生を再建するための、プライバシーと安全性が確保された環境にあります。 50の施設それぞれがナルコノンのすべてのサービスを提供しています。ナルコノンによる薬物依存リハビリ・プログラムを修了した人々の70%以上が、薬物やアルコールを取るのをやめ、その状態を保ち続けています。

このプログラムは、開始当初からL. ロン ハバード氏の観察によって生み出された基本原則に基づいてつくられています。それらの原則は、人間は基本的に善であること、自分自身の状態に責任を持つべきであること、そして誰でも実行可能な方法が与えられれば、自分自身の状態を改善できることです。

薬物依存を絶つためのこの効果的な手段は、薬物絡みの犯罪で懲役15年の刑を受け、アリゾナ州立刑務所に服役していたウィリアム・ベニテスが、L. ロン ハバードによる『サイエントロジー:思考の原理』という本を見付けた時に始まりました。 ベニテスは13歳から陥ってしまった薬物乱用から抜け出す方法が、その本に含まれていると気付きました。 彼は刑務所の職員にこの話を持ちかけ、刑務所内で薬物リハビリテーション・プログラムを設立する許可を求めました。 要請は許可され、1966年2月19日、ベニテスは20名の受刑者仲間で試験プログラムを始めました。

ハバード氏の支援により、ベニテスはその後、この刑務所内で正規のナルコノン・プログラムを確立しました。 ベニテスはプログラムの導入を完了するために自ら進んで刑期を延長しました。出所した彼はカリフォルニア州に移り、初のナルコノン居住型リハビリ施設を開設しました。 ハバード氏とサイエントロジストたちの継続的な支援を得て、ナルコノンは拡張を続け、現在では世界有数の薬物リハビリテーション・プログラムになっています。

その始まりから、ナルコノン・プログラムは、代替薬物のような医療手段を用いない薬物リハビリテーション手法を提唱しました。 しかし、その初期のプログラムは、薬物離脱に直接取り組むものではありませんでした。

ハバード氏は、常習者が薬物離脱の苦しみを安全に、かつ不快感を最小限に和らげながら通り抜けるのを助けるためにさらなる調査を行いました。その結果、1973年までに医療的手段によらない薬物離脱の手順が開発されました。 特定量のビタミンとミネラルのサプリメント摂取を特殊なテクニックと併用することで、精神や肉体のストレスを和らげるものでした。 現在のナルコノン・プログラムは、迅速かつあまり苦痛を伴わずに薬物離脱を達成するために開発された一連の手順があり、それに続いてナルコノン・ニュー・ライフ・プログラムによる薬物からの解放が行われる、というものです。 いったん薬物への身体的な渇望から解放されたら、生徒は人生を向上させるコースを受講し、薬物を用いずに人生を成功できるようになる技術やツールを得ます。 コースは人に過去の罪の責任を引き受けさせ、自尊心を取り戻すようにし、彼の環境において再び薬物を使用させようとする人々を識別できるようにします。

合衆国
47
の州と
海外の
20
ヵ国から来た
薬物専門家が
ナルコノン
アローヘッドで
トレーニングを
受けました

人生の技能コースの内容:
学び方がわかる本のコース:生徒に学び方と読み書きの方法を提供します。その成果として知識に対する理解力と記憶力を著しく向上させ、生徒が学べるようにします。

コミュニケーションの基礎コース:複数のドリルを通じて、生徒を外交的にし、人生と楽に向かい合い、コミュニケーションを通じて問題を解決できるようにします。

知覚とオリエンテーション・コース:生徒が自分の周りの人や環境とコミュニケーションを取れるようにします。 薬物使用の経験に結び付いた、心を乱すような記憶から、生徒の注意を外に向けさせ、周りの世界を見ることができるようにします。

人生のアップ&ダウンを乗り切るコース:周囲の環境の中で、自分を薬物使用に戻らせてしまう原因になりかねない影響を見分け、それに対処する能力を身に付けます。 破壊的な影響に直面しても動じない安定感が得られ、建設的な友人や同僚を選べるようになります。

個人の価値と高潔さコース:生徒は個人の倫理観、正直さ、高潔さ、罪の責任を引き受けることの意味を理解することによって、過去の自分の有害な行為の悪い影響を断つことについての情報を得ます。

存在のコンディション:生徒がすべての活動、試み、人間関係を改善させるための段階的な方法を適用できるようにします。 この技術によって生徒は自己決定力を回復し、人生において生存的な方向に進んでいけるようになります。